ゴリラのクソ

アイドルコンテンツのことが殆ど

VSシリーズの大会運営について

今回の記事は月一杯運営が終わった直後にメモ帳に記したものに、今現在の感想などを加えた内容です。

また下記内容にも記載していますが、これから話す内容は私が携わった大会の主催や他の携わった方の意見ではなく、あくまでも私自身の意見ということをご承知おきください。。

これからVSシリーズの大会や企画を考えている方や、参加する人に見て頂けると幸いです。以下本文

 

 

そんなわけでタイトルのまんまですが、長く続いてるEXVSシリーズもそろそろ終わりEXVS2になるという今日この頃。

私自身、EXVSからゲーセンに本格的に通いだすようになって今作まで長々とゲームを続けてきました。そんな中で経験した大会運営について書き留めておきます。

・そもそも、何の大会を開催していたのか

「まずお前は何の大会をやってたんだ」となるのが当然だと思います。

開催していた大会は、フルブーストからマキシブーストにかけて開催していた「月一杯」という大会です。

こんなアカウントで告知など行っていました。
といっても私自身ただのペーペーパンピーチンパンジーですし、表立って主催してた訳ではなく当日の大会補佐と録画した動画を投稿する人として携わっていました。
主催じゃねーのかよ。
公募式のスポラン形式の大会で、目的は「スポランに出るには抵抗がある、猛者ばかりの大会に参加し辛い」「スポラン前の練習に大会を開催したい」という人が気軽にチーム形式の大会に参加できるように開催しよう というものでした。実際集まったのは当時のコテの皆さまばかりでしたが、遠征までして参加していただいた方もいました。
月一杯の簡単な説明はこの辺にして、本題に入ります。
 
大会に携わった上で、運営側が大変だなと感じたことを3つ挙げます。それは

・開催店舗の確保

・開催日時と時間、参加人数の確定

・運営方法

いや、当たり前では?大会企画したら当然やらなきゃいけないことだし、参加者から見たら
参加人数すら分からなきゃどうしようもないですよね。
しかし、これが運営サイドとなったら意外と大変なんです。順番に説明していきます。

・開催店舗の確保

そもそもどこでやるのかを決めないと大会の企画は成り立ちません。
月一杯は秋葉原レジャーランド様で毎回開催していました。
↓こちら
llakihabara.sakura.ne.jp
つい最近まで都内某所の大会でも利用されていました。
では何故レジャランにしたのか?それは
・店舗側が大会開催に協力的だったから
秋葉原に店舗を構えているため、大会前後で野良戦or遊ぶ、移動するのが比較的容易
・大会開催時に、大人数が入れるスペースが確保されている
という理由です。

店舗側が大会参加に協力的な理由は、都内某所という先駆者がいたため店員が大会進行がスムーズに進められること。
私が個人的に知り合いの店員も当時はいたため、店舗側に話を通すことも可能でした。

次に立地ですが、大会を開催するだけなら他にも幾つか候補がありました。
しかし店舗が狭い、東京の端に店舗を構えている、横浜や千葉など一部の参加者の交通費負担が大きくなるであろう場所は候補として潰していきました。その結果、秋葉原で開催することを決定した訳です。

最後にスペースの問題
立地の所でも書きましたが、今回の大会はスポラン形式ということもあり10人程度の貸切で使うような店舗じゃ到底開催が出来ません。
正直なところ、レジャランでもぎゅうぎゅう詰めでフロア全体が暑くなりました。コミケ程ではないけど、あんな感じです。
月一杯開催当時の店舗候補で名前を挙げちゃいますが
・新宿カーニバル
namco巣鴨
・新宿スポラン
がありましたが、スポランは当時貸切を行っていないこととスポラン大会と違って全台借りられる訳ではないこと。
namco巣鴨は複数台を借りられるけど人が入るスペースが無い、カーニバルも同様の理由です。
また今回の大会は録画してニコニコ動画にアップロードしていたため、録画機材がある店舗という非常に難しい条件でした。
ONになってYoutuberの増えた今作と違い、当時は録画機材のある店舗がそもそも少なかったのです。

以上の理由から店舗は秋葉レジャランになりました。
先駆者の力、強い。
ちなみにレジャランも通常営業時の配置は狭く、とても大人数が入れるスペースはありませんでした。
大会の時だけ移動させてくれてたんですね。ありがとうございました。
それでは次

・開催日時と時間、参加人数の確定

日時に関しては大会のコンセプトから決めるのは速かったです。
「スポラン開催の1週間前の土曜日」
本番前の練習にしてほしいという箇所がこれにあたります。

問題は時間と参加人数でした。
こいでん杯や都内某所は開催店舗の店員が開催していることもあり、店舗側が時間を確保してくれてたかと思われます。
(これに関しては確証も何もないので想像の話です あくまでもそう思っただけです)
しかし個人企画の大会は通常の貸切形式で大会を行います。これに関しては今も昔も変わらないはず。
そのため、前もって終了時刻を予想して企画を立てなければいけません。
2回目以降は大会の進行スペースもある程度目途が立つため、多少は企画が楽になりますが1回目は正直賭けだった覚えがあります。
慣れない大会進行も踏まえて貸切時間の確保をするわけです。
更に私たちの大会はチーム形式のため
本番のスポラン同様、チームメイトの遅刻や離席による遅延
筐体の不備(ボタン抜け、エラーによる再試合)
タイムアップによる再試合 等々… を踏まえて時間を確保するのは大変でした。

人数は店舗に入る人数が上限だと考えていましたが、貸し切りで開催するため一人当たりの参加費が高くなったことが今でも反省点の一つです。 これが当時の開催告知ツイートになります。

 

当時のレジャランで1時間あたりの貸切費用は4000円×4時間で16000円
1800円×8チームで14400円 全然儲けはありません。
別に儲けたくてやってる訳でもなかったですからね。
とはいえ、当時は主催のルナ君も私ももう一人の補佐も全員学生。
主催のルナ君が残りは全部負担していましたが、今考えると学生の財布には痛すぎる出費でしたね。 
参加者側目線で見ると、絶対動画には載せてもらえるけどスポランより100円高いというデメリットがあり、色々と試行錯誤した結果ではあるけれども大会運営の難しさを目の当たりにした一番の要因だったかもしれません。私は一銭も金払ってませんが。
代わりに動画編集で時間を費やしたのでご勘弁願いたいです。

・運営方法

最後ですが、当日の運営です。
1日の流れとしては

参加者よりも早めに店舗に来て貸切の準備と、大会担当の店員と軽い打ち合わせ(本当に軽い内容で終了時刻など)
そして事前準備したトーナメント票と拡声器の設置
録画機材の確認
大会進行の最終確認と筐体の不備がないか確認
参加者の遅刻、欠席者の有無
大会の進行
終了後の片付け
録画できなかった試合のリプレイの録画

と、いったところでしょうか。
これに加えてトーナメント票に書き込みを加えるための油性ペンなどの小道具も事前準備が必要です。
大会前日に全部やっとけばいいや!という訳にもいかず、前々から少しずつ準備をしていたため時間も結構取られました。
また、当日やそれ以前も含めて参加者に連絡をとるなど上記の内容に加えて様々なイベントが同時に迫ってくるわけです。
慣れている人だと段取りや心構えが違うのかもしれませんが、数回開催した位では慣れませんでした。
某所とかハプニング起きても絶対最後まで大会やってるのを見て凄いなと痛感しましたね。


以上の三点が大会運営時に苦労した(?)点です。
これに加えて参加者募集に苦労した話もありますが、昨今はSNSでの募集が主流になっていることもあり割愛します。
ここまで既に長文になっていますが、最後に私個人の感想を記述しておきます。
そこまで見る価値もないので、暇な人だけ見てください。むしろここまでよく読みましたね。
大会を企画するのも簡単ではないので、今後企画する人は参考にしてもらえると、大会に参加する人は企画者のことを少しでも考えて参加していただけると幸いです。






ここから感想

何でこんな内容の文章を今更人目に晒したのか
それは、今作(マキシブーストON)の大会運営が今までの作品で一番苦労するのではないかと考えたからです。
稼働末期に晒してどうするんだ という意見もごもっともです。正直な話、一生下書きに入れて終わる予定でした。
しかし、都内某所ですら決勝戦が決まらずに終了するという事態や昨今の交流戦や大会の企画を見て、老害ながら記述してみました。

何故そこで某所の~ が出てくるんだということですが、今作で大会運営をするのが大変な理由の一つだからです。それが

参加者の民度が下がっている

ということ。民度と言うと多少の語弊があるかもしれませんが、参加者側が運営側のことを考えない行動が多いのかなと。
某所の問題に関してはとやかく言う立場でもなければ、そこまで興味もありませんので詳細は某所のブログでも見てください。
ただ、シリーズで一番長く続いてる大会ですら運営が難しいという現状に対して、何かしらの原因があるわけです。
その一端を背負っているのが民度になるのかな、とSNSを見てても感じざるを得ません。
毎日誰かしら燃えてるって光景を2年近く見続けるって冷静にやばいし、オンラインがそれを助長させてるんでしょうね。
オンラインじゃなくて同じ店でガンダムをするわけですから、その場での態度や後日SNSでの発言には気を付けないと大会企画者は大会を企画してマイナスだったんじゃないか、と考えてしまうわけです。 結構気にするんですよ、運営側って。

もう一つ考えられる理由としては

大会開催が可能な店舗が減少している

(あくまでも都内の話と、私の主観です)
小さい身内大会なら私が大会の開催地候補に挙げていたnamco巣鴨や新宿カーニバルがありますし、他にも小さい店舗でも貸切と録画機材があれば案外出来ちゃうのが現状ではないでしょうか?そこら辺は現役Youtuberの皆さまが一番詳しそうですが。
しかし、貸切で開催するとなれば当然他の利用客もいることもあるし、開催日に予約が取れない!なんてこともでてきます。
レジャーランド秋葉原店も貸切は開催していますが、大会企画は現状難しいイメージを持ちました。
そもそもガンダムの大会に詳しい人間がもういませんからね。
更には有名店舗が次々と閉店して、残っているのは大型ゲーセンのみだから大会企画を通しづらいということもあるかと思います。
店舗側の企画や季節戦はあるけど個人企画の大会はあまり見ない印象です。

その反面、地方での大会や都内を少し離れた箇所での交流会の告知が流れてくることが増えた印象を持ちました。
オンラインになったぶん知名度のある人が増えて、その人達の人脈で開催できているのでしょうか。
立地を重視して大会企画をした身としては、凄い思い切った行動だと思うし、思い切りのある行動力に尊敬します。


何が言いたいかって、参加するときはもう少し運営に対して思いやりのある行動をして欲しいってことと、企画者に感謝してあげてくださいって話です。 大会も参加者ありきとはいうけど、逆に言えば企画者が企画しなければ大会という存在すらないわけですから。
アイドルと一緒でいつまでもあるわけじゃないんです。大切にしてあげてください。


拙い文章だし、支離滅裂な長文になりましたが以上となります。
今後は一生アイドルマスターの愚痴ばかり書きます。